恋の行方

悲しい嘘・・・。

私は祐輔の部屋に入った。

一緒に寝たあの日以来。

「どうした?」

「祐輔って好きな人

いるの?」と聞いた。

「いるけど。どうして?」

私は自分の心に

嘘をついた。

「祐輔が私の事を

どう思っているのかと

聞きたかったんだ。

だって親が籍を入れたら

私達兄妹になるでしょう。

だから・・・・」

「心配するな。お互いに

好きなやつはいるだろう。

それでいいじゃないか。」

祐輔は私を好きじゃ

ないんだ。

私は諦めるしか他はない。

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