ヒメ恋~Last Love~
婚約
海里が帰ってくるのをただひたすら待ち続けていたーー。


でもいたずらに時は過ぎ、気がついた時にはもう朝日が昇っていた。


いよいよ彼女の話が信憑性を増し、あたしは窮地に追い込まれた気分だった。


一晩中ずっと考えて…


海里を信じたいと思いながらも、彼女の言葉を思い出してはどんどん疑惑だけが大きくなっていくーー。


早く真実を知りたい……


海里の口からーー。


『大丈夫だよ』って、いつもみたいにあたしを抱きしめて…。


そうずっと願っていたのに・・・


神様は罪を犯したあたしの願いなんて、聞いてはくれないよねーー。

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