最低な俺だけど…。
―― その日の夜。―――




明日、早く起きなきゃいけないから、昼に決めたチームに分かれた。

この部屋には、俺・翔・圭太だけになった。



『さっきは、皆の前だったから言わなかったけど、石黒の事忘れきれたわけじゃないでしょ?』


圭太がきいた。



『そりゃーね。でも、皆。思い出とかあって、全てを忘れきることなんてねぇーだろ?笑』


俺はこいつらには、嘘はつけない。





< 193 / 443 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop