たったひとことの遠回り
友紀がいようがいまいが、変わりないテンションで働けるようになった。毎日同じパロディマーケットでの時間。寂しさはもちろんあったが、それはどうしようもない事だった。水をやり忘れた花が枯れてしまうのと同じように。

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