【完】イケメン生徒会長は俺様!?
「お前、可愛すぎ」



「えっ////」



「また顔真っ赤にして。いちいち可愛いすぎなんだよ」



「も、もう////」



ああもう……恥ずかしいよぉ。



「顔真っ赤にしすぎだろ。お前」



「だ、だって////」



「茹でダコみてーだぞ」



「う、うるさい」



「ブククッ…」



「も、もういい!!」



あたしは急いで部屋に駆け込んだ。



「ああ恥ずかしかった…」



茹でダコってヒドい…。



やっぱり流二には勝てないことがよく分かった。



「……はぁ」



あたしは大きなため息をつくと、ベッドにダイブした。



「しかし、疲れた…」



今日は結構歩いたからな…。



いい運動にはなったかな?



子どもも少しずつ成長してるし、楽しみだなぁ。



あたしたちの子ども、きっと可愛いんだろうなぁ…。



早く産まれないかなぁ。



だけど、出産までの道のりはまだまだ遠そうだな…。



だけど、早く子どもに逢いたいなぁ。



産まれてくる子どものことを想って、想像を膨らましてみる。



産まれてくるのは、女の子かなぁ?



それとも、男の子かなぁ?



あたしは、出来ればやっぱり女の子がいいなぁ。



女同士、二人で恋バナして盛り上がれるし。



そのうち、彼氏も連れてきたりして。



でも、男の子でもいいかなぁ。



男の子だったらやっぱり……流二みたいにかっこよくて優しい人になってもらいたいなぁ。



だけど、俺様にはならなくていいかなぁ…。



だけど、きっと可愛いくて美人な彼女連れてきたりして。


だけど、それでもいいなぁ。



ああ……将来が楽しみだなぁ。



出産するのは大変だと思うけど、きっと子どもが産まれた時の喜びはすごく大きいんだろうなぁ。



子どもが出来ただけで嬉しいけど、やっぱり子どもを産んでこそ本当の母親になれるんだもんね。


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