シャボン玉 *eternal love*
(26)それぞれの想い



――翌朝、花ちゃんは美姫ちゃんと陽にも謝罪する為に、俺達と一緒に土屋家を訪ねた。



「ただ脅すだけのつもりだったのに、お兄さんに怪我までさせてごめんなさい!」



頭を深く下げて謝罪する花ちゃんを見て、美姫ちゃんは陽をチラリと見た。



「へ? 俺? 俺は別に……済んだことは気にしねーし!」


「私も。心と愛斗と陽が許したんだったら、いつまでもひっぱらないよ」



彼女の幼なじみもまた優しくて強さを感じた。普段は性格がきつそうな二人も本当は思いやりがあるいい奴。



笑って許す二人を見て胸が温かくなった。



花ちゃんは相変わらず薬の副作用でボンヤリしていたけど少しだけ笑えていた。






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