シャボン玉 *eternal love*



「心の傍にずっといるから、さすがに嫌がらせをするのも限界があったから輝にも頼んだんだけどね」


「輝も? やっぱりあいつも……グルだったわけ?」


「私のこと好きだって言うからさ。何でも言うこと聞くから便利だったのに、へましちゃったから学校休ませて今度は私がとどめをさしてやろうと思ったのに……」



花ちゃんは立ち上がって、ゆっくりと俺に近づいてくる。




「愛斗くんのせいだよ。心が強くなったの。面白くないから別れてよ」


「は?」



意味分かんね。眉を寄せて睨み付けても、全く怯まずに俺の肩に腕をのせてきた。






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