この想いを君に…3
祥太郎は独走状態に入った。

転倒しないように、ただそれだけを意識した走行。



それで良かった。



パパはホッとしたかのように大きく深呼吸をした。

光さんも大きく息を吐くと次の、予定ではラストの走行に向けて準備を始めた。



いよいよ。

残り2時間弱。
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