この想いを君に…3
相変わらず大きな家。

奏さんは足を止めて後ろを歩くあたし達に振り返った。

「お兄ちゃん、今日、麻夜さんが来てる」

「はあ?」

変な声を上げた光さんを見つめると…

顔を引き攣らせていた。



誰なんだろう?



不安そうにしているあたしを奏さんは見つめて

「ちょっと変わってる人だから、気をつけて」



…そんな事を言われたらますます不安になるんですけど〜!!
< 193 / 247 >

この作品をシェア

pagetop