この想いを君に…3

- 光 -

「…やるなあ」



俺はホームストレートを走る祥太郎を見つめながら呟いた。



さすがに…速いな。

去年のJSBの覇者はまだまだ走る事を進化させるのかもしれない。



マシンはワークスに近いとはいえ。

やはり多少は劣る。

それでも負けてないのは…



祥太郎の腕。



こんな天才と一緒に走れるなんて。

ゾクゾクするやん!
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