私の王子様-先生【完】



「先生…あのその心の準備ってものが…」

「心の準備ができたらいいのか?」



あ、いやそういうわけでもない…



「でもその…私初めてだし…痛いの嫌だし」

「優しくする…」

「へ…?」



先生はそっと私を押し倒した。



「我慢できない…」



先生は私の耳元でそっとささやく。



ゾクッ



私の背中を何かが走り抜けた。



「俺とやるのは嫌か…??」



そう言って見つめる先生の目は本当に切なかった…


ずるい…


そんな顔で見つめられたら…








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