それは初恋で、
「藤沢、誰かにそう言えって言われたの?」
「違っ!! 私が…そう、決めたの」
「…じゃあさ、もし、誰かや何かの為に、藤沢が本当の気持ち出せないでいるなら、それが何なのか聞かせてくれよ」
「それは…」
私は黙った。
相沢くんは、私の言葉を待つ。
「…私は、やっと出来た繋がりを失いたくないの。ただの少しの4人の毎日が何より幸せで、2人が私に好意を持ってくれて…すごく嬉しいことだけど、素直に喜べなかった」
「……」