ふたり
「…………結」
「…………結……」
柊ちゃんが何度も私の名を呼び
「結……ずっと一緒にいて」
柊ちゃん………?
ギュッと きつく私を抱いて
「結……愛してる」
柊ちゃん……やっぱり……
いつもと違う………
私は そっと汗ばむ背中に
腕をまわした
「……結…愛してるよ」
柊ちゃんは照れ屋だから
好き も
愛してる も
普段は絶対 言わない……
柊ちゃん…………
私は柊ちゃんと愛しあって
嬉しくて 幸せなのに
柊ちゃん
柊ちゃんの声は………
「結……愛してるよ」
柊ちゃんの声は哀しげだった