らぶ☆すとーりー 4
「はい。


私、戸田綾乃と申します。


先日市川副社長より、こちらのポスターの絵を依頼されたのですが。」



ここまで言ったら大丈夫だろう。



受付の人は、電話で確認をし始めた。



そして、私の前に現れたのは・・・。



きりっとした女性の方だった。



「戸田さんですね。


私、市川の秘書をしております清原和美です。


本日はわざわざ起こし下さいまして、ありがとうございます。」



そう言って私に頭を下げた。



あぁ、綺麗な人。



この人が、今の隼人の秘書さんなの?



「こちらへ。」



私は清原さんの後をついていった。



そして最上階へ着くと、独特の緊張感が走り出した。




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