らぶ☆すとーりー 4
「もう、帰ります。」



須藤さんは立ち上がる。



「はい・・・。」



私にはもう引き止める事は出来ない。



「原稿ありがとうございました。」



「はい。」



「これからも、素敵な作品書き続けて下さいね。


応援しています・・・。」



何だかもうお別れみたいな言葉?



気のせいだよね?



「では。」



「お気をつけて。」



私はドアを閉めて、一人リビングに戻る。



そこには何も手を付けていないシュークリームが2つ・・・



淋しげにテーブルに置いてあったのだった。




< 233 / 261 >

この作品をシェア

pagetop