らぶ☆すとーりー 4
「あっ、やっぱり自分で決めようっと!」



私はくるんと周り、隼人に背中を向ける。



「いいんじゃない?カッコイイ須藤君に聞けば。」



カッコイイを強調する隼人。



「もぉ・・・。まだ怒ってるの?」



私はほっぺたを膨らます。



すると、隼人は私を見て笑顔になった。



ん・・・?私は首をかしげる。



「ふっ、冗談だよ。綾乃はちょっといじめたくなるんだよ。可愛いから。」



えへへ。可愛いなんて言われたら、すぐに機嫌直っちゃいます♪



「でも、そんなに仲良くなるなよ?」



「ん?何で?」



「綾乃は平気でも、あっちが綾乃を好きになったら困るだろう?」



「うーん・・・それは無いよ。だって、そんなに私可愛くないもん。」



隼人は「はぁ」と大きな溜息をついた。



もう!何、溜息なんかついてるの?




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