隣の彼はイケメン兄弟？！

そう思っていると、もう一度


コンコン！コンコン！

あっ、強く叩いてるし。



「はぁい！」


私は急いで玄関のドアを開けた。



「無用心だな。すぐにドア開けるなよ。」


開けろと言わんばかりにドアを叩いたのはどちら様ですか？



「隆志さん。お皿か何か持って来て頂ければ、カレーはお盛いたしますが。」


「ん？隆志さん？」


私を鋭い目で睨む隆志。


あっ、やっぱり“さん”付けはダメだった？