がんばれ!ノザワくん
「11月号ですか?締め切り、いつなんですか?」

「今週中だって」

「今週中って…あと3日しかないじゃないですか」

よねちゃんは、溜息をついた。

「記事は俺が書くから、よねちゃん、写真撮ってくれるかな」

「え?私が、ですか?」

よねちゃんは、少し悩んでいた。月初めは仕事が忙しくて、そんな余裕がないようなのだ。

「残業出してもいいからさ」

ノザワくんに言われて、しぶしぶOK。

「なんでもっと早く連絡してくれないんでしょうかね、キセ課長」

「ページが余ったとか、そういうんじゃないかな?キセ課長、俺の元上司だから」

「あ、そうなんですね」

「どこかに、以前作ったプロットがあるハズだから、それ流用すればいいや~」

ノザワくんは、のんき路線を行こうとしているらしい。
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