四季〜二人で歩む季節〜


未だにレンは他の女と肩を並べて歩いてるし、あたし達は付き合ってるなんて言えるのだろうか。


あたしは、恋人という言葉でくくられなくても、レンが最後にはあたしの元へ帰ってきてくれるならそれでいいと思っている。


言葉にしなくても、レンがあたしを大切にしてくれているのは十分伝わっているから。


和香ちゃんと別れて、マンションに帰るとレンはもう寝ていた。


そんなレンを見てると、愛しさが込み上げてくる。


思わず寝ているレンに抱き着くと、それに気付いたレンが逆にあたしを抱きしめてくれた。


寂しくたって、レンに包まれるぬくもりがあるならあたしは頑張っていける。
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