【連作】半熟騎士の日記帳 Season2
その言葉に、バートは、正面を向いて座席に座り直した。

「……すみません……」

エレインと向き合い、頭を下げる。

二人が乗る馬車は、シャロン初等学校に向かう道を、ゆっくりと走っていた。
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