ただ君の側にいたかった…
涼「なあ陸、笑ったら腹減った」

俺「お前忙しい奴だな」

涼「飯!飯!飯!」

俺「わかったから人前で騒ぐな」

涼「陸のおごりね♪」

そう言い残して、涼はいきなり走り出した。

なんか行動がみぃこに似ていた。
いつもみぃこと一番長く一緒にいるのは涼だから、癖が移ったんだろうけど、こんな些細な事さえ俺はやり切れない気持ちになった。


そのまま近くのラーメン屋で腹を満たしたんだけど、涼は有り得ねえ。
俺の奢りだからって3杯も食いやがって。それも替え玉まで頼んでたし、育ち盛りって言っても食い過ぎだろ?
まああの食いっぷりを見れば、中3にして180cm越えてるのも納得だけど。

その後の俺達は本来の目的を忘れ、軽く買い物をして帰る事にした。

みぃこの誕生日プレゼントは、帰りのコンビニで買った紙パックのリプトンに変わってしまった。
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