王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
数分後着いた場所は、昨日も来た大きな屋敷みたいな所だった。



先生の本当の職業は、なんと探偵だったようで、蛍の様子がおかしくて。ある意味あたしが探偵だって知れたのは、蛍のおかげだ。



だからって感謝なんてこれぽっちもしないからね?



蛍は、あれからずっとここ、神風探偵事務所にいるみたいだ。
看板のような物には、神風探偵事務所と書いてある。



応接間にあたしと、蓮ちゃんは通され、先生が教えてくれた。



先生の仕事は、依頼者に料金をもらいに行くのが仕事みたいで、毎回札束をもらうのはこういう理由だったのだとあたしは、今知った。



真剣な表情の先生にあたしま緊張して来る。



「先生……」



先生は、書類に目を通している。
あたしは、なんで連れてこられないとダメなんだろうと思いながら、先生に声を掛けた。



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