王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜
「先生、ここって?」


軍服姿の先生は、にっこりあたしに向かって微笑む。



「クス、ここって豪邸だね?お嬢さんの家とは違うかな?」



あたしの家とは比べようがないから!あたしの家普通の家だから。



しかも、最近、帰って来ないからな。お父さん……出張行ったきり。お母さんは、居るけど。



「じゃあ、入ろうか?」



「うん……」



「一つ忠告しとくけど、俺との事を聞かれたら、許嫁って言ってほしいんだ」



歩こうとしたら、先生に腕を掴まれそう言われる。



え?許嫁?



「お嬢さんなら、言ってくれるよね?」



うっ、そんな笑顔で言われたら、あたし頷くしか出来ないよ。



「うん……分かった」


「お嬢さんは、優しいな。じゃあ、練習しようか?」



え?れ練習?!



「何を?」



「許嫁って言えば、そうだな、名前とか」



名前?



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