王様ゲーム〜俺とお嬢さんだけの甘く危ない罰ゲーム〜

必殺毒舌攻撃?

それから、桐原先生はずっとあたしを放さないで居た。



そう今も……



数分してから、先生と担任が来てからもずっとあたしを放さない。



担任は、入って来て、腰を抜かした程だった。今も、担任は腰を抑えながら椅子に座っている。



先生は、あたしの顔を見ないようにしてるのか、全く視線が合わなかった。



「「「「「王様だーれた!!」」」」」



「あ、俺か……悪いな!」



担任は、いつものように言う。



「それじゃあ……これだ!!」



そう叫びながら担任は、紙を引く。



「お!!すごいなこれ……」



あたしを見ながらわざとらしく言うと、ごほんと咳払いをした。



「ごほっ……では、言うぞ!!」



いつものようにちらちら覗くと、うんうん頷いてから、言い始めた。



「3と1がプールで、平泳ぎして負けた方が勝った人の唇に一時間キスな!」



え?何その変なのは……



「解散な!他の奴は、見に行くなよ!エスピーが見張ってるから、すぐ分かるからな!」



エスピーって……居ないから!エスピーなんて!何考えてるの?担任は!



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