僕の白雪姫
「零とお前の間にそんなことがあったなんてな…」
いつもみたいにバカな声じゃなく真剣な声で言ってきた。
まぁ……
俺たち一番の友達だしな〜…。
心配するのは当たり前だよな…。
この時初めて
陸斗が輝いて見えてしまった……。
気がしたけど
「さっきの台詞カッコいいだろ?」
やっぱりなし。
いつものおバカな陸斗だ。
「そんでさ…朱李ちゃんと別れるわけ?」
ドクンッ…。
俺の心臓が跳び跳ねる。
そのことは一番聞いてほしくなかった。
あの雨の日以来
朱李はなかなか俺と話そうとしてくれない…。
多分
俺のことを
避けているんだろう。
「今日中には振るよ」
俺はさっきまであっていた目を逸らして机の上においてあるイチゴミルクに目をやる。