ほどよい愛
「それでね…。私が言いたいのは何かと言うと…」

「…結婚式は派手にするからな」

「え!」

「大勢呼んで、品がないくらいに派手にする。とりあえず、葵のお色直しは5回だな」

「き…恭汰…?結婚式って…」

まるで『カレーが食べたい』って言う口調と同じトーンで話す恭汰をまじまじと見つめる…。

「…ん?俺と結婚したくない?」

恭汰の言葉に首を横にふる。

「俺と結婚したいんだろ?
ならお色直しは5回な」

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