元カレ教師


もう本当に昴一筋で、全部が上手くいってた。


勉強も、友達も、何もかも。


昴と付き合えて得られた事はいっぱいあった。


そう、迷いなんか無かった。


このままずっと昴と一緒に幸せでいれるって…


そう信じていた。





昴…


「妃奈ちゃん?」


「へ?」


「どうしたの?」


「ん?」


「何か憂鬱っていうか、儚げな顔してた。」


「あー、ちょっと考え事してた。
迷ってこその良い恋について。」


あたしは冗談ぽくそう言ってみた。


< 105 / 513 >

この作品をシェア

pagetop