先輩★内緒の片思い
「実は、南君と付き合うことになったんだ」


真菜香は照れくさそうにちょっと上目遣いに私を見た。


「えーーーーっ!
まじで?
ほんとに?
うそお!
すごいすごい、やったー!
真菜香、おめでとう!!」


私は真菜香に抱きついた。


「ちょ、ちょっと優希ぃ!
おおげさだよぉ」


「だってだって!
えー、そっかあ。
昨日の帰り?
花火大会の帰りにコクったの?」


「うん」


「そっかあ。
よかったねぇ」


私は自分のことのように嬉しくて、笑顔で親友を見た。


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