先輩★内緒の片思い
「岸谷先輩」
私は姿勢を正して岸谷先輩に向き直った。
「バタバタしていてすっかりお礼が遅くなりましたけど、今日は本当にありがとうございました。
出て下さって、助かりました。
おかげで、舞台に穴を開けずに済みました」
私が深く頭を下げると、南君も同じように頭を下げた。
「ああ、別にそれは構わない」
岸谷先輩は何でもないことのように言った。
「俺もずっと練習見てきたし、河野が頑張ってきたの知ってるからさ。
せっかく練習してきたのに、やらないのももったいないし。
武内の代わりになれたかどうかはわからないけど、大きな失敗がなくてよかったよ」
うわあ、どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい!
『河野が頑張ってきたの知ってるから』だなんて……
あの時、岸谷先輩が『俺がやるよ』って入ってきた時、本当にびっくりして、本当に嬉しかった。
立花先生に責められて、どうしようって困ってたところを助けてくれて。
もう、岸谷先輩、かっこよすぎだよ……
私は姿勢を正して岸谷先輩に向き直った。
「バタバタしていてすっかりお礼が遅くなりましたけど、今日は本当にありがとうございました。
出て下さって、助かりました。
おかげで、舞台に穴を開けずに済みました」
私が深く頭を下げると、南君も同じように頭を下げた。
「ああ、別にそれは構わない」
岸谷先輩は何でもないことのように言った。
「俺もずっと練習見てきたし、河野が頑張ってきたの知ってるからさ。
せっかく練習してきたのに、やらないのももったいないし。
武内の代わりになれたかどうかはわからないけど、大きな失敗がなくてよかったよ」
うわあ、どうしよう、めちゃくちゃ嬉しい!
『河野が頑張ってきたの知ってるから』だなんて……
あの時、岸谷先輩が『俺がやるよ』って入ってきた時、本当にびっくりして、本当に嬉しかった。
立花先生に責められて、どうしようって困ってたところを助けてくれて。
もう、岸谷先輩、かっこよすぎだよ……