短編:クローバー
「どこ行くんだよ」
私にかけられた声。
勢いよく後ろを振り向くと、私が今、探そうとしていた人だった。
「…っちょ、どこ行ってたのよ!!」
嗚咽混じりの声で叫ぶ。
「裏の公園」
平然とそう答える雅希に疑問を抱く。
「あ、んたねー、みんなが悔しくて泣いてるときにどこほっつき歩いてんのよ!!大体、まだ挨拶終わってなかったじゃない!それに先輩たちともこれで最後になっちゃうんだよっ、ちゃんとそこらへんのこと考えて行動しなさいよね!!!!」