ホスト様に拾われて


意を決して、あたしは空気のような存在になるのに徹してみる。




目を閉じると、梨花の笑い声とは別に



音が聞こえてきた。




それはどんどん近づいて来て…





気配を感じて、ハッと目をあけると



冬夜君の整った顔がドアップに…




「あーぁ、目開けちゃった」


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