幼なじみのヤンキー王子

溢れだす思い




「いらっしゃいませぇ~!!」




那留の元気な声が聞こえる。



「…ちょっとねね!?ねねも言いなさいよっ??」



「え…あ。ごめん。ぼーっとしてた…。」




「はは~ん…。どうせ亮馬君のこと考えてたんでしょー??」





ギクッ



図星…。



「しっかりしてよねー。今日は学園祭なんだから。」



「わ、分かってるよ~…。」




そう、今日は学園祭なんだ。






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