幼なじみのヤンキー王子






「ねね、そんなに恐がらなくても大丈夫。
 風太、いい奴だからよ。」





亮馬の笑顔を見ると、不安も消える。





「ついたついたー。ここだよ。
 俺と亮馬は最近いつもここに通ってんだ。」





「…え…。」





そこは、暗い、怖そうな何かの倉庫らしき場所だった。




「さ…。行くか!!」




ちょ…ちょちょちょちょっとぉ!!




無理無理!!



絶対行かない!!





ここ、見るからにヤバそうじゃん!!








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