悪魔の妹と天使の彼女
「分かりましたか?」
「その人と連絡が取れないみたいなんよ。」
「そうなんですか。」
「場所だけでも分かりませんか?」
それを言うと一枚の紙を渡して来た。
「その人の住所はそこらしいよ?」
その住所はここからあんまり遠くない場所だった。
「じゃあ、俺そろそろ行きます。色々とお世話になりました。」
そう言って新聞社を出て、その住所の場所へ向かった。

数十分歩くとその場所へ着いた。
「ここら辺のはずなんだけどな・・・」
俺はその住所と同じ町名を探していたら、
「あれ、日向君?」
と誰かに声を掛けられた。
そこにいたのは同じクラスも豊川美羽だった。
「豊川さん?何でここにいるの?」
「何でって言われてもここら辺が地元だから。」
「そうなんだ。」
俺は豊川さんに住所を聞く事にした。
「ここの住所知らない?」
と紙を見せた。
すると
「これはウチの住所だよ?」
と言った。
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