生徒会長VS幼なじみ
「ね、愛羅、夜、花火あるらしいけどどうする?見る?」


「花火か〜見たいな〜」


「じゃ、決まり!夜まで遊ぼう」


「う、うん…でも、帰るのが遅くなっちゃう」


今日、私1人だからちょっと夜は怖いんだ


「そっか…お母さん達には何て言って出て来たの?」


正直にお母さん達が留守だと言おうか悩んだ


「咲希と遊園地って言ったから、心配はしてないんだけど」


夜、私1人だなんて、言えないよ


「家の前まで送るから、花火、見ようか」


「そう…だね…」


私は話すキッカケを探していた






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