シンデレラガール~先生との恋~
バタバタバタ・・・どっすん。



「痛たたた・・・。」



私は階段の一番下で尻餅をついてしまった。



「春、朝から煩いわよ!」



「もう、少しくらい大丈夫?とか心配しないの?」



私は顔を膨らます。



「いつもの事だからね。」



と母は私を見てクスッと笑う。



「春?あんた三つ編みは?」



私が椅子に座ろうとした時、お母さんが心配そうに私の顔を覗き込み、



パンとグレープフルーツジュースを出してくれた。



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