シンデレラガール~先生との恋~
「じゃあ配役を決めます。


図書室から本を借りてきますので、


その間、自分が何をやりたいか考えておいてください。」



そう言って、クラス委員がドアから出て行った。



何が良いだろう?



何て考えなくても、やっぱり裏方よね。





クラス委員が戻ってくると、



黒板に登場人物を書き出した。



シンデレラと王子様以外の役は順調に決まっていった。



「じゃあ残るはシンデレラと王子様ね。


このままじゃ決まりそうもないので投票で決めます。」



「「えーっ?」」



クラス委員は紙を配りだした。



なんて手際が良いのだろう。



さすがクラス委員!




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