Love Magic
「まぁ、

此処に来れたということは、
あなたと相手の愛は確かに存在するってことがわかったわけだから、これを授けよう。」


老紳士がそう言って差し出したのは、



―――チョコレート。


あの噂は本当だったんだ。


「ありがとうございます!」



陽はもう落ちかけていた。
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