Je t'aime?




~♪~♪♪



「…っ、もしもーし」



『怜奈、どこにいるの?時間過ぎてるんだけど』



「ごめん、ごめん。もうすぐ着くから、待ってて!」



すっかり話し込んでしまって、やや遅刻。



小走りで電話の向こうの紗江子に謝りながら、私とウジェーヌは待ち合わせ場所に急いだ。



せっかくおもちゃ博物館で涼んで来たのに…。



噴出す汗もそのままに、河口湖のフェリー乗り場付近まで辿り着いた。



指定の場所に、ガミくんと紗江子の姿が見えると、私は、



「おーい、紗江子!」



と大声で呼びかけて、手を振った。



「あっ来た来た!」



紗江子も大きく手を振り返してくれた。




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