No Mobile No Life
そう思うと、物凄く嬉しさが込み上げてきた。


私は、ダイトへ返信するメールを作成する。


To:ダイト
―――――――――――
お仕事、お疲れ様。
今、『Miracle Fantasy』をやっているよ。
高校は、あまり好きじゃないからなぁ…。


ダイトと出逢ってから、私は全て敬語で話していた。


しかし、今は全てタメ口。


昨日、『Miracle Fantasy』の事で盛り上がっているうちに、自然とそうなっていたんだ。


それは、心の距離が縮まったからこそだと思う。


そう思うと、何だか嬉しい。


その様な事を考えながら、私はメールの誤字脱字を確認。


そして、ダイトへメールを送信した。


すると、私はコントローラーを手に、TVの画面に目をやる。
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