名前モモ、口癖ドブス、職業あたしの恋猫。
表情の暗いお母さんが言いにくそうに一回言葉を止めて、また話し始めた。


「入院中のミユに心配させるわけにはいかなくて、元気になってきているって言ったけど。……本当はあまりよくないの」


「えっ、嘘……」


想像もしていなかったことにあたしは息を飲んだ。


「どこも悪い所がないのにどんどん衰弱しているって。原因不明でどうしようもないって」


< 123 / 215 >

この作品をシェア

pagetop