PURE ~ずっと忘れない~

同棲

タッちゃんのマンションを後にした、あたし達は、あたしの家に向かった。


同棲の許しを貰う為に。


簡単には、許してもらえる筈がない。


だって、あたしはまだ、高校一年なんだから…。


普通の親なら「バカバカしい」と相手にもしてもらえない話しだ。


でも、それでも頼みたい。


彼と一緒にいたい。

それだけ、あたしは彼にのめり込んでしまった。


彼じゃないと、ダメになってしまったんだ。


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