PURE ~ずっと忘れない~
「あっ、そうだった…てか、何も無くて、マジ良かった…。」

「まさか、それだけの為に、此処まで走って来たの!?」

「当たり前だろ…。」

頬をかきながら、下を向く。

これが、彼の照れ隠しなんだろう…。

たまに、やる仕草。
「愛されてるんだね、あたし。」

直樹君の腕にくっついて、下から見上げる。

「当たり前。てか、帰ったら、お仕置きな?」

「はあぁぁ?マジ

やってらんないし。」

「ばぁか。」

暗い夜道を二人で歩いた。

翌日、スーパーのアルバイトに面接に行って、採用決定!

頑張らなくちゃね。
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