最強ヤンキー☆
兄貴はため息をついた。
「壱耶…お前ちょっと見ない内に可愛くなったなぁ~」
そう言って、俺の頭を撫でる。
「親父…38歳にもなって息子の頭撫でんなよ…」
「愛しい息子を撫でるのに歳は関係ない!」
意味わかんねぇ…
「ん?なんだぁこのキズ」
親父が俺の頬をツンッとつついた。
「あぁ、やられたんだよ」
「やられたって…たかだか15、6のガキにか?」
「いや、25歳ぐらいのマッチョがのしかかってきて…」
「馬鹿!!」