15歳、終わらない3分間
湧き起こる入道雲のような不安感、焦燥感。
落ち着かなきゃ、と思っていた矢先。
「黙って言う通りにやればいいんだ!」
雷のようなひとことと机を叩いた大きな音が、教室いっぱいに響いた。
首を元に戻すと、声の主が顔を真っ赤にして息を荒げている。
今まで一度も聞いたことのない、大庭君の大声。
いつの間にか立ち上がって近寄っていた3人。
その近くの机が、斜めを向いている。
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