鬼と龍
凪がネオと話していた。
「ゴールドクラスが来たってことは、そろそろ私の憎い神もくるよね。」

「おそらく」

「ライカ、ジクル、ブァイル、リース・キガンだけで乗り切れるかな??」

「きっと大丈夫だ。明鏡止水さえできればな。」

「それがかなり難しいだけどね。」
苦笑いした。

ネオ
「凪、逢のこと意識してませんか??」

「まだ分かんない。でも、………」

「好きかもですか??」
小さく頷く。
ネオ
「安心して下さい。誰にも言わない。貴方私と出会った頃に比べて、変わりましたね。あの時は影に対する憎悪に囚われていたのですが」

「それってダメなことかな??」

「いいえ。貴方はしっかりと成長しました。前を向くようになりました。だから、最後の技を知るのに値します。」
(ドクッン)
「最後の技の名は『ロン・ライザル』
この技は私を人間界に出せる技です。つまり、雷龍が出ます。しかし、二つ条件があります。」
ネオがためらう。
< 171 / 222 >

この作品をシェア

pagetop