ファーストキス。

少し考えたあたし。







「………いいと…
想うよ…………」

そう、答えた。



「蘭ちゃん!?」
優花はビックリした顔で、あたしを見つめていた。



「だって

あたし達…最後の
思い出なんだよね。

好きな人とする

ファーストキス…

悔いのない
中学生活を送りたいし


ずっと……



彼氏がいないの…



ヤッパリ淋しいよ……」



「あたしも、淋しい」
と、美紀



「あたしも……だよ」

と、優花。





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