ファーストキス。
だけど
こうしている間にも
確実に時は流れて

顔を見せて
いてくれた
夕日も

スッポリと
顔を隠してしまった。


「夕日…
沈んじゃったね…
美紀、優花」

「そうだね…」

「そうだね…蘭ちゃん」


「帰ろうか…」

「うん…帰ろうか」
「うん…」


そう言いながらも
なかなか起きようと
しない、あたし達。

「ねぇ!」

「なに?蘭」

「どうしたの?急に?」


「ねぇ、思い出つくり

しない?」


「「思い出つくり?」」

「うん。思い出つくり」



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