*。恋するブス。*
「うわぁやっぱり制服可愛いな」
高校に着きました。
高校の在校生の制服に眼を輝かせる真希ちゃん。
私が受ける私立の高校は制服が可愛い。
だけどこの高校には通いたくないな。
滑り止めだから。
「えっ?多ない?」
そんなに受ける人はいないと思ってたけど案外多かったみたいで。
願書受付の列はかなり長かった。
軽く大分定員を超えてる。
どうしよう。
なんか不安になってきたな。
怖いなぁ。
「最悪や」
横を見ると真希ちゃんが深刻な顔をしていた。