センパイ
最近は全部が早く進む。



ポッカリと空いた心の穴が



埋まることなく


時を経ていくから。



視界に入るものが



色のないものに見えて



少し悲しく思えた。




恋なんて。



そう思っていたのに



こんなにもセンパイに溺れていたんだ。
< 189 / 227 >

この作品をシェア

pagetop